第4回タウンマネジメント・スクール深谷編
2021年05月21日
令和3年5月21日(金)
第4回 タウンマネジメント・スクール
心配された降雨をよそに、無事開催されたタウンマネジメント・スクールも
今回で4回めを迎えます。
今回は、大河ドラマでも放送されている近代日本経済の父‘‘渋沢 栄一翁‘‘を輩出した
深谷市を探訪します。ぬくもりのある「れんがのまち深谷」を目で見て・肌で感じて
街づくりの参考にしたいと思います。
深谷市には、歴史的特性・自然特性を生かした観光名所がこんなにもたくさんあるのですね。
深谷商店街連合会が運営するシェアカフェ&お土産ショップの店です。
深谷土産、渋沢栄一翁関連書籍、など取りそろえております。
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深谷駅と深谷市役所を結ぶれんが道「にぎわい通り」では、様々なイベントが開催され、地域振興の一角を担っています。
七ツ梅酒造は、元禄7年(1694年)に近江商人の田中藤左衛門が創業した酒造です。創業以来300年の歴史を有し、県内でも1、2を競う老舗蔵元でしたが、2004年(平成16年)に廃業し、現在は所有者の意向を受けて、一般社団法人まち遺し深谷が、この歴史的・文化的な施設の保存および運営・管理を行っています。約950坪の敷地に母屋、店蔵、煉瓦造りの精米蔵、煉瓦煙突などの建築群が遺っています。
旧中山道にある「七ッ梅酒造跡」の酒造を改装した新「深谷シネマ」です。街の映画館は「憩いの場」、「ふれあいの場」です。また、最近ではNHKの朝ドラのロケ等で使用される撮影スポットとなっています。
深谷本陣遺構(部分)
参勤交代制を定めた江戸幕府は権力者の休泊施設の運営を民間人に申し付け本陣と名付けた。昨今、本陣跡は江戸時代の交通制度を物語る記念の場所として扱われる場合が多い。
飯島家は宝暦2年(1752年)より明治3年まで本陣職を勤めた。上段の間、次の間、入側が古色を帯びてこの奥に現存している。
~まとめ~
深谷市は、歴史的特性・自然的特性をうまく生かした街づくり、地域と行政がうまく連携していると感じました。地方創生やまちづくりは、自治体と民間企業・団体、そして住民との連携なしには実現できません。しかし官民連携は、口で言うほど簡単なことではありません。
私たち不動産に携わるものは、地域と行政の橋渡しとなる役割を担う必要があるのではと感じました。
株式会社ライブズ 大澤 儀隆